現在、2023年の世界大会に出場する加世田梨花(かせだりか)選手が話題になっていますよね!
今回は、そんな加世田梨花選手についてまとめました。
この記事を読んでわかることは、以下の通りです。
・加世田梨花選手の学生時代の経歴がわかる
・加世田梨花選手のプロ選手になってからの経歴がわかる
・加世田梨花選手の自己ベストがわかる
本文ではさらに詳しく加世田梨花選手の経歴について紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
【加世田梨花の経歴】幼少期〜高校時代
まず初めに、加世田梨花(かせだりか)選手の経歴について、小学校時代、中学校時代、高校時代について紹介していきます。
小学校時代
加世田梨花(かせだりか)選手は、小学生時代にミニバスケットボールをやっていたそうなのですが、当時背が低くてバスケも上手くなかったそうです。
そんな中、小学生の陸上クラブに参加することとなり、そこで長く走ることが自分の得意なことだと感じて、そこから本格的に陸上競技に取り組みたいと思うようになったそうです。
そして、中学生になったらバスケットボールではなく、陸上部に入ることに決めたそう!
この頃から陸上の楽しさみたいなものに気づいたんですね!小学生の頃の目標を実際に叶えるなんて本当にすごいです!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
中学時代
関東高校駅伝 2015 1区 区間賞成田 加世田梨花選手 pic.twitter.com/fHSTqlWwq1
— YUKADESUGANA (@ganarLmosa) March 29, 2016
加世田梨花(かせだりか)選手は、和洋国府台女子中学校(わようこうのだいじょしちゅうがっこう)という中高一貫の女子学校に進学したそうなのですが、その学校の陸上部はあまり活動をしていない状態だったそうです。
加世田梨花選手も、中学3年間は一人で走っていたような感じだったとおっしゃっています。
そんな中で頑張るも、中学1年生の時に県大会に出たのですが、残念ながら予選落ちとなってしまったそう。
しかし、そこで原田紗枝(さえ)選手の走りを見て自分もああなりたいと憧れて、そこから県大会優勝や決勝に行きたいという気持ちが強くなったそうです。
その結果、2年生の時に県大会1500m決勝で5位になったそうで、ここから本格的に陸上に取り組んで原田紗枝選手と同じ成田高校に行きたいと思うようになったそうです。
ここで、原田紗枝選手と出会えたのは何か運命的なものを感じてしまいますね!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
高校時代
1区 選手紹介
千葉県代表
世界ジュニア 5000m 8位入賞
アジアクロカン 4位入賞
岡山インターハイ 3000m 8位入賞加世田梨花選手(成田高校) pic.twitter.com/0WdHpvXgxv
— Tさんrunner (@Runner_2653) November 13, 2016
加世田梨花(かせだりか)選手は憧れの原田紗枝選手が通っていた成田高校に進学して陸上部に入ることができました。成田高校の陸上部は厳しさと礼儀正しさがあって理想の環境だったそうです!
ですが、そこで頑張りすぎたせいか加世田梨花選手は高校1年生の夏の終わりに疲労骨折をしてしまったそう。
そこからどうにか骨折は治したのですが、体力の方が回復しきっておらず駅伝に出るも区間14位という苦い結果となってしまいました。
そのことがきっかけで加世田梨花選手はもっと努力しなければならないと考えるようになり、早起きして自宅から高校まで1時間半かかるにも関わらず朝練に取り組むようになったそうです!
世界クロカンシニア女子加世田梨花選手。Rika Kaseda in #Aarhus2019 World XC Sr Women’s 10km. pic.twitter.com/M3m2SPLd2F
— Japan Running News (@JRNHeadlines) March 30, 2019
猛特訓の末、高校2年生の県大会で3000m優勝や初のインターハイで5位に、アジアクロスカントリーの代表に選ばれ4位になるなどの輝かしい成績を残すことに成功しているんですね!
アジアクロスカントリーで日本代表で出場したことをきっかけに世界を意識するようになり、オリンピックに出場できる可能性があるかもしれないと考えるようになったそうです。
本当に血がにじむような努力をして、数々の素晴らしい成績を残していたんですね。加世田梨花選手のことを一人の人間として、本当に尊敬してしまいますね!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
【加世田梨花の経歴】名城大学時代
次に、加世田梨花選手の大学時代の経歴について紹介していきます。
1年生時代
🥇加世田梨花 名城大 33:29.20#日本IC#10000m pic.twitter.com/xDypUkY5G0
— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) September 6, 2018
高校を卒業し、多くの実業団から誘われた加世田梨花(かせだりか)選手でしたが、合宿などに参加していた名城大学を選んだそうです。
高校では果たせなかった日本一という目標を大学の駅伝大会で果たしたいということと、オリンピックに出場するために、マラソンだけでなく人間としても心身ともに大学生活で成長していきたいという想いがあったようです。
しかし、親元を離れて全く違う環境で寮生活を初めて、大学に入学したあたりに精神的にまいってしまったんだとか。
なんとか同期に励ましもあり頑張ることができたそうで、そんな中で6月に行われた学生個人選手権5000mに出場しいきなり優勝したそうです!
ですが、加世田梨花選手の優勝タイムは16分00秒39で、高校生の時の15分39秒のタイムと比べると遅く、あまり満足のいく結果ではなかったそう。
その後、全日本大学女子駅伝に出場して5区を走り、ライバルの立命館大学を抜き去り首位に立って、12年ぶりの名城大学を優勝に導きました!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
2年生時代
スポーツにはいつもドラマがあります。
今日3月9日のおすすめ記事はこちらです。
「陸上・駅伝 – 名城大・加世田梨花 喜びも悔しさも味わった最高の仲間との4年間「名城でよかった」 」https://t.co/YmaZaTtSE6— 4years. (@4years_media) March 9, 2021
大学2年生になると、後輩として和田有菜(ゆな)選手と高松智美ムセンビ選手が入ってきて、その二人の走りの速さに嫉妬したり、先輩としてのプライドみたいなものが傷ついたそうです。
そこからなんとか、差を付けられないようにと頑張りすぎた結果、加世田梨花(かせだりか)選手は再び疲労骨折をしてしまいます。
しかし、これがきっかけで冷静に後輩二人のことを見ることができて、二人とも補強や練習が終わっても他の選手よりも努力していることに気づき、自分もまだまだと考えるようになったんだとか。
そんな時に監督の米田勝朗監督に、お前は絶対にオリンピックに出場する選手だから中途半端じゃなくてちゃんと努力しろという言葉を貰ったそうです。
そこから気持ちを新たに走り出した結果、日本インカレ10000mに出場して優勝するなど少しずつ実力を付けていったそうです。
参考サイト:※2021年3月6日4years.
3年生時代
【#ブダペスト世界陸上】
✨日本代表選手🇯🇵記者会見✨/
女子マラソン🇯🇵日本代表
🙋♀️#加世田梨花(ダイハツ・大阪)
自己ベスト:2時間21分55秒
\応援よろしくお願いします🙋♀️🙋♂️#声援を力に_挑戦のその先へ#世界陸上
✅https://t.co/447DIddPGu pic.twitter.com/FAai2ywhOD— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) June 5, 2023
大学3年生には、日本学生女子ハーフマラソンで2位になったり、ユニバーシアードハーフマラソンの代表になるなど、陸上選手としての才能がさらに開花していきます。
しかし、ユニバーシアードの大会は加世田梨花(かせだりか)選手にとっては、悔しいレースだったらしく、鈴木優花選手という選手にわずか2秒差で2位になってしまったからだそう。
当時、走る前に足の状態も悪く、不安や焦りの気持ちが強くなってしまい今回は勝てないかもという気持ちで挑んでしまっていたそうです。
ですが、この経験を良い経験ととらえ、次に活かそうと思えたんだとか。
確実に加世田梨花選手が陸上選手としても、一人の人間としても成長していることが分かりますよね!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
4年生時代
香川丸亀国際ハーフマラソンで、女子駅伝部出身・法学部卒の加世田梨花選手(ダイハツ)が、日本歴代6位タイの1時間8分11秒で走りました🏃♀️✨
日本人トップの2位でゴール。今後のパリ五輪代表選考会、MGCで結果を残し、パリ五輪出場を目指します✊
応援宜しくお願いします😌#名城大学 #加世田梨花 pic.twitter.com/rz0x0Enr2e— 名城大学(Meijo Univ.) (@meijo_univ) February 7, 2023
大学4年生になると加世田梨花(かせだりか)選手は、陸上部のキャプテンに任命されて、これから後輩を引っ張っていく立場となりました。
しかし、その時期に世界的に蔓延した新型コロナウイルスの影響で、大会が中止となり大学のグラウンド自体が閉鎖になるなどの、ショックな出来事が重なり精神的にしんどくなってしまったそう。
加世田梨花選手は、そんな精神状態からなかなか立ち直ることができずに、久しぶりの大会でホクレン網走大会10000mに出場するも途中棄権をすることになります。
その大会で、後輩の小林成美選手が32分08秒67という記録を出し、学生歴代7位という輝かしい成績を残したのを目の当たりにしました。加世田梨花選手は、再び立ち上がり自分も良い記録を残そうとまた走ることを決意したそうです!
名城大V4 加世田梨花主将「圧倒的な強さで」宣言通りの大会新記録 全日本大学女子駅伝 : スポーツ報知 https://t.co/ENUbBJS4d2
5区の加世田梨花主将も29:14の区間新記録を樹立。
「圧倒的な強さで勝ちたい」と決意を込めた通りの走りを見せ、史上2人目となる4年連続の優勝メンバーとなった。
— EKIDEN_MANIA (@ekiden_mania) October 25, 2020
その後、最後の日本インカレ10000mで優勝を果たし、全日本大学女子駅伝でも区間賞を獲得し、12月の日本選手権10000mでは31分39秒86という記録を出して学生歴代3位になるなどの様々な記録を残しています。
どれだけ落ち込んでも、必ず立ち上がり素晴らしい記録を残すのが加世田梨花選手の魅力でもあり強みでもありますね!
参考サイト:※2021年3月6日4years.
【加世田梨花の経歴】実業団ダイハツ時代
名城大学卒業後は、ダイハツに選手として入社してマラソンも走るようになります。
2年目の時には、ベルリンマラソンで2時間21分55秒という記録を残し7位になるという素晴らしい記録を残しています。
今年の8月に行われるブダペスト世界選手権に私たちの先輩である加世田梨花先輩(ダイハツ)がマラソン日本代表に決定しました!!
先日の丸亀国際ハーフマラソンでも日本歴代6位(日本人1位)の記録で走られていました!
私たちも先輩方に続いて活躍できるように頑張ります💪🔥 pic.twitter.com/TiqoOlsY2i— 名城大学女子駅伝部 (@meijo_ekiden) March 27, 2023
さらに、2023年にブダペストで行われる世界大会でも日本代表に選ばれています!
Keisho Project
加世田梨花さん(ダイハツ)前日まで合宿されてたのに参加されててトータル11キロも走ってペースメイクしてたのは凄かったです😳😳
丸亀ハーフでハーフマラソン日本歴代6位出して今季ハーフマラソン日本ランキング1位になってもこういう大会に参加は尊敬します😌😌 pic.twitter.com/pyvXBkvJAP— m.s (@ihimorita) March 18, 2023
ダイハツでの加世田梨花(かせだりか)選手の活躍に期待してしまいますね!
加世田梨花の自己ベスト記録
次に、加世田梨花(かせだりか)選手の自己ベストを紹介します。
先ほども紹介した、ベルリンマラソンでの2時間21分55秒やハーフマラソンでは1時間8分11秒です。
他にも、大学4年生の時に出した10000m31分39秒86などが自己ベストタイムとなっていますね。
※ダイハツ陸上競技部より
今後、加世田梨花選手が記録を更新していって、もっと素晴らしい記録を残すことに期待です!
まとめ
今回は、加世田梨花(かせだりか)選手の経歴について紹介しました。
紹介した内容は、以下の通りです。
・加世田梨花選手は小学生の時はミニバスケットボールをやっていたが、陸上クラブに参加したことをきっかけに走ることのおもしろさに気付き、中学校から陸上を始めた
・中学時代に大会で見た原田紗枝選手に憧れ、原田紗枝選手が進学した成田高校に加世田梨花選手も進学した
・高校生で、アジアクロスカントリーの代表に選ばれ4位の成績を残したことで、オリンピック出場を意識するようになった
・名城大学の4年生時には、キャプテンを務めた、12月の日本選手権10000mでは31分39秒86という記録を出して学生歴代3位の記録を残しています。
・ダイハツに入り2年目でマラソンで自己ベストを更新
今後も、加世田梨花選手が陸上選手としてどんどん活躍していくことを祈っています!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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